木戸あきら

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今回は、大阪社会福祉専門学校等で専任教師を8年間務め、現在は学校法人などで教壇に立つ傍ら介護と色彩をテーマにカラーセラピストとして活躍されている鷲見直実さんと対談をさせていただきました。

鷲見
介護福祉施設をお建てになるまでの経緯を教えてください。

木戸
私は市議会議員を二期経験した後、高石市長選挙に出馬しました。目的は達成できませんでしたが、介護施設を作るという新たな目標を掲げ、多くの方にご支援いただき2014年4月に泉南市樽井駅前に特別養護老人ホーム「ぶどうの木」をはじめとする3事業所を開業しました。

鷲見
「駅前に特養」とは大変珍しいと思いますが、駅前にこだわられた理由は何ですか?

木戸
私の母は12年前にアルツハイマー型認知症を発症しました。やがて薬の副作用による暴力行為や徘徊が頻繁になって施設を探しましたが、近くに受け入れてくれる施設がありませんでした。もし駅前に充実した介護施設があればどんなにいいだろうと思ったことが駅前特養を考えたきっかけです。

鷲見
「ぶどうの木」さんは、ご家族の方の来所が非常に多いですね。

木戸
駅前なので会社への出退勤の道すがらや、買い物ついでに立ち寄ることができます。家から「近い」というのは家族にとっては重要なキーワードなのです。

鷲見
実際、介護福祉施設を運営されて、現在の課題は何ですか?

木戸
介護スタッフの育成です。介護は相手の気持ちに寄り添うという知的労働で、高いスキルが要求されます。例えば夜間徘徊する認知症の人を一度に何人もケアする難しさは大変なものです。職場環境や研修の充実を図り、スタッフの介護力の向上に努めています。

鷲見
そうですね。私も祖父の介護をきっかけに介護福祉士の資格を取得し介護現場を経験しました。ハードな職業であり、定職率も低い現実がありますね。
ところで、泉南市は認知症ケアの先進都市と聞いていますが、実際いかがでしょうか?

木戸
泉南市は、認知症をケアする体制が整備されていて、市民の10.3%が認知症サポーターとして登録されています。十人に一人が、認知症の方を救おうという体制ができているということです。徘徊している認知症の方を多く保護しているのを目の当たりにし、行政や地域の支援の大切さを改めて感じました。国も現在、認知症対策を最重要課題としています。高石市も追いつかねばなりません。

鷲見
木戸理事長は、高石市で福祉の充実に寄与される気持ちはおありですか?

木戸

私はふるさと高石市の介護福祉政策を泉南市のように充実させたいと思っています。2025年まで65歳以上の高齢者は増え続けていきます。国は在宅介護を主流に考えていますが、家族主体では家族が疲弊してしまいます。まだまだ介護施設は必要だと感じます。私も高石市で施設を作る機会があれば挑戦します。介護施設を地域交流の拠点としたいです。私は、子育て支援に注力しましたが、それと同様に介護福祉政策に取り組むことは、全ての世代のニーズに応えることだと確信しています。私は、高石市においても社会福祉に貢献したいと思っています。


鷲見

実際に施設をつくられた経験から木戸理事長には、家族の声も介護現場の課題も、行政に発信していただきたいと思いました。本日はありがとうございました。


鷲見

今回のお話のお相手

鷲見 直実(わしみ なおみ)



大阪社会福祉専門学校等で専任教師を8年間務め、現在は学校法人などで教壇に立つ傍ら介護と色彩をテーマにカラーセラピストとして活躍中。

 

 

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